目を動かすと気持ちが前向く!というテクニック~名古屋心療内科マンガ

◆ 「やる気」が出ない時は、まず「目」を動かせ!

「やるべきことがあるのに、体が動かない……」

そんな時、あなたの「目」はどうなっていますか?
おそらく、部屋のどこか一点をぼーっと眺めていたり、
スマホの画面を無機質にスクロールしたりしているのではないでしょうか。

実は、脳のコンディションと「目の動き」には、切っても切れない深い関係があるのです。

今回は、視覚を使って一瞬で脳を活性化させるテクニックをお伝えします。


◆ 脳に届く情報の「9割」は目から入る

人間が外部から受け取る情報の約90%は、視覚によるものだと言われています。
つまり、脳にとって最大のエネルギー源(刺激)は「見ること」なのです。

逆に言えば、脳に刺激を与えてやる気を出したければ、視覚を意図的に動かすことが最も効率的な近道になります。

視覚情報が次々と脳に送り込まれることで、脳のスイッチがオンになり、自然と気持ちがポジティブな方向へ動き出します。


◆ 気持ちが落ちる時は「一点凝視」になっている

ダラダラしてしまっている時や、気持ちが沈んでいる時、
人は「見ているようで何も見ていない」状態になりがちです。

これを「一点凝視(いってんぎょうし)」といいます。

焦点が合わずに、漠然と空中に視線を投げ出していては、脳への感覚刺激が極端に弱まっています。

刺激が足りない脳は、さらに活動レベルを下げてしまい、
結果として「もっと動きたくない」「もっと落ち込む」という悪循環にハマってしまうのです。


◆ 「キョロキョロ」するだけで脳が目覚める

では、どうすればいいのか。答えはとても簡単です。 「とにかく意識的に目を動かして、周囲を見る」ことです。

特別な訓練は必要ありません。
ただ、部屋の中を「キョロキョロ」と見渡すだけでいいのです。

視点をあちこちに移動させると、脳は強制的に情報の処理を始めます。

さらに、目を動かす筋肉(外眼筋)を使うことで頭部の血流がアップし、
脳が「おっ、動く準備ができたな」と判断して、行動意欲を引き出してくれます。


◆ まとめ

  • 人間の感覚情報の9割は視覚。脳を動かすなら「目」が鍵
  • ボーッとしている時は「視線が止まっている」ので刺激が足りない
  • 意識的にキョロキョロ見るだけで、脳は活性化する
  • 目の筋肉を動かせば血流が良くなり、「動こう」という気持ちが湧いてくる

「動けない」と悩む前に、まずは視線だけを動かしてみてください。


今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

名古屋
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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