キノコは果たしてうつに効くのか!?~名古屋心療内科コラム
こんにちは。ゆうきゆうです。
最近、こんなニュースがありました。
一言でいうと「キノコをよく食べてる人たちは、うつになるリスクが半分だった」という統計結果があるそうです。
これ見て、
「すごー! キノコたくさん食べようー!」
みたいに思う人がいたら、それはちょっと待って、と思うのです。
そもそもキノコを食べてる人って、いや、認識していないかもしれないですけど、ある程度「収入がある」という前提があると思うのです。
確かにキノコはスーパーによっては100円前後で売っています。
ものすごく高級食材、というわけではありません。
いえもちろんトリュフとか松茸とかになるとすさまじい価格ですが、一般的なキノコの価格は安いかもしれません。
ただ、です。
たとえば「これから毎日、一日に100円で生活せよ」とか言われてお金を渡されたら、果たしてキノコを食べるのか。
食べないと思います。
そもそもキノコには、人間が生活していくのに必須なタンパク質が足りません。
まぁ微量の栄養素は含みますが、間違ってもエネルギー源にはなりません。
じゃあ「一日500円」なら?
少なくとも自分はその場合でも、キノコは選びません。
自分は限定されていたら、「卵」や「肉」を最優先で買います。
卵は以前に比べたら高くはなっていますが、それでも限られた金額の中で得られる、貴重な動物性タンパク質で、逆に言えばそれだけでも食べていたら、人間はできるかぎり長く生きられます。
それらで栄養が満たされたら、最後の最後でキノコを選ぶと思います。
もちろん好みで、もっとキノコの優先順位が高い人もいるかもしれません。
ただ、生活的に苦しく、限られたお金しか食費にかけられない…というときに、キノコの優先順位が高い人って、そこまで多くないと思うんですよ。
よって「キノコ」を購入して、その味わいを楽しみたい、というのは、少なくとも生活的に本当にギリギリの人には少なく、ある程度、金銭的にも精神的にも余裕がある人。
そのため、うつ病になりにくい、という可能性が結構あるのではないか、と思いました。
栄養というよりも。
特にこの統計はアメリカのもの。
アメリカで日本のように、キノコがそこまで身近なのかは分かりません。
もし日本ほど身近ではないなら、なおさらその傾向は高くなるのではないかな、と思いました。
何にせよ、統計はそのまま信じない方がいい、という話でした。
とはいえ、今回の統計で「わぁ! キノコでうつにならなくなるんだ! ためしてみようー!」と即行動できる人は、
そもそも好奇心もありますし行動力もありますし、前向きに色々とトライできる人なので、おそらくうつになる確率は少ないように思えます。
あなたの好奇心に乾杯です。
キノコを食べようが食べまいがうつにならない人生を願いつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)





















